高齢になった猫の行動や性格を知っておく

あなたの家の猫たちは何歳くらいですか?

家猫の寿命は昔と比べて、ずいぶんと長くなりました。 20歳の猫は人間にたとえると100歳くらい。たまには25歳くらい、なんていう猫もいます。昔は12年くらい生きた猫は化けるため、猫を飼う年数を制限した地方もあったそうです。猫にしてみれば大変迷惑な迷信でした。 現代では医学や行動学や栄養学がかなり発展したおかげで、環境や食餌が整えられています。

63日程度の日数をお母さんのお腹で過ごしたあと生まれてきた猫の一生がスタートします。生後1ヶ月半くらいで離乳し、新しい家に迎えられるようになります。

そろそろ健康診断や予防ワクチンの接種などを受ける時期です。仔猫の成長はマニュアルどおりではありません。
特に初めて猫を育てる場合は信頼できる獣医さんを探してこまめに受診し、その時々に合ったアドバイスをもらってください。
仔猫は約6ヶ月で一人前の身体に成長します。去勢手術や不妊手術を考えている場合はこのタイミングがベストです。
子供を取る予定がなければ手術はしておくべきです。オスは成長とともに自我が発達し縄張りを守るためにマーキングと呼ばれる不適切な排尿を繰り返します。精神的に辛い事ですし、ペットとして共同生活するのにあまり好ましくありません。

メスは望まない妊娠や子宮蓄膿症という命にかかわる病気を防ぐメリットがあります。仔猫ごとに体調や成長に個体差があるので、かかりつけの獣医さんとよく話し合ってスケジュールを立ててください。先々困ってから手術するよりは、猫に負担の少ないこの年齢をお奨めします。

身体は一人前に育っても

心の方は猫の種類や環境や性格によりさまざまです。

2~3年かかって大人になる猫もいれば、外猫のように早く自立心の芽生える猫もいます。もし、困るような行動があってもだんだんと落ち着いてくるかもしれません。のんびりした気持ちで見守ってください。

5歳を超える頃からは運動量も減り、病気や肥満など体調の管理が必要になってきます。少しでも気になる事があれば早めに受診してください。 高齢になると心臓や腎臓も疲れてきます。食餌や環境にも一層の注意が必要です。
意外に見過ごしがちなのが口の中です。よだれがひどくなったり、口を気にするようになったら要注意です。歯石がついてくると口内炎や歯肉炎が起こり、ひどくなると膿んだり歯が抜けたりして食餌が食べられない状態に。長生きするのに歯の手入れはとても重要です。